キッチン・台所で注意すること
一人暮らしの時から二人暮らしになっても変わらず続けているガス代の節約方法のうち、キッチン・台所で出来る節約方法を紹介します。
水滴はふき取ってから火にかける
やかんやお鍋の外側はきちんとふいてから火にかけます。
水滴をふき取らずに火に書けた場合、水滴を蒸発させるためにもガスが必要になり、意外とガス代がかかります。
*昔テレビで見た金額:水滴をふき取ってからお鍋を火にかけるだけで1.5円の節約
強火・弱火はお鍋のサイズを基準にする
ガスの強火はなべ底の大きさと炎の大きさをくらべて決めます。
ガスコンロの炎が、なべ底からはみ出していると、なべ底からはみ出している炎は、空気を暖めている割合が高いので、無駄です。
「強火で調理」とレシピ本に書いてある時はなべ底の大きさと炎の大きさが同じになるようにすれば十分です。炎がなべ底からはみ出ないように意識します。
なべ底からはみ出た炎はガスの無駄
必ず蓋をする
おやかんやお鍋、フライパンでも、お湯などを沸騰させるときには蓋をします。
水蒸気をおやかんやお鍋の中で循環させると、水蒸気が持っている熱を無駄なく使えるからです。
蓋をして、一度温めたガス代を無駄にしない
グリルの熱でお湯を沸かす
ガステーブルのグリルに、熱を逃がすための穴がありますよね。取り外しタイプの蓋がついていて、グリル使用時には蓋をはずすようになっているタイプです。この穴の上にお鍋やおやかんを置いてお味噌汁の温めや少量の湯沸しをします。
グリル使用時にグリルから放出される熱を無駄なく使いたくてやっていますが、グリルを痛める可能性もあるので、心配な人はやらないでください。
また、お鍋やおやかんでやけどをしないように十分注意してください。
余熱調理を活用する
余熱調理とは、火を切った後にお鍋などに残っている熱を利用して食材に火を通したり味をしみこませたりすることをいいます。
煮物やスープなどで余熱調理を活用すると、より美味しく仕上がるので、ガス代の節約+αの効果があります。
冬などの寒い季節は、すぐに余熱がなくなるので、次の「とって置き調理法」がおススメです
とって置き調理法
土鍋の場合、沸騰してから15分ほどで火を止めて新聞紙3枚で包んで放置するだけ。普通のお鍋の場合は土鍋よりも冷めやすいのでバスタオルや使わないひざ掛けなどを新聞紙の外側から巻いておきます。
カレー、シチュー、おでんや煮物。お鍋を長時間火にかけておかなければいけない料理で使える節約技です。
* この方法で余熱調理する場合、長くても6時間(夏は2~3時間)までにして、それ以上のときは新聞紙やバスタオル等を外して冷ましてください。