私のスタンス(2)
−買い物全般−
「木を見て森を見ず」はやめよう、も私のスタンスです。
わかりにくい表現なので別の言い方をすると「細かい支出(木)よりも、大きな支出(森)に重点を置こう」ということです。これは「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」のなかで公認会計士の山田信也さんも言っていることです。
例えばこんなことはありませんか?
毎日広告をチェックして特売品は買い逃さないようにしている。しかし、年に数回はちょっとリッチにお食事したりお洋服を買ったりしている。だって、毎日コツコツがんばっていて、お金は節約できてもストレスが溜まってしまってる。これくらいのご褒美がないと続けられないから。
これは、ちょっと前の私のことです。まったくもって不器用ですよね。
でも、ちょっと考えてみてください。毎日の特売品で20〜150円単位で節約しいていて、年に数回1万円前後の出費???おそらくこれでは「節約分<出費」でしょう。これでは何のための毎日気合を入れて特売品をゲットしてるかわからないですよね。冷たい表現だと「毎日の節約は意味のないことだ」ということになってしまいます。このような無意味なことを止めるためのスタンスが「細かい支出(木)よりも、大きな支出(森)に重点を置こう」 なんです。
「大きな支出に重点を置く」ことは 一回の支出を工夫しさえすれば何十回かの特売品めぐりに相当するお金が節約できるから効果的なんです。また、お金だけではなく毎日の「一円でも安く」と張り詰めた精神を緩めてくれるという効果もあるんです。
家計の節約は毎日・毎月・毎年というふうにずうっと続くからしんどいことですよね。だから、節約の”手の抜きどころ”を的確にして楽に続けられるようにすることが大切だと思います。そういうわけで私は、数十円・数百円の違いなら「こんなものかな」と割り切ってストレスフリーで毎日を送ることを意識して快適な節約生活を目指しています。