お洗濯の失敗&アイデア
ここではお洗濯の失敗と「これ、いいんじゃない?」と思ったアイディアを紹介しています。
セーターも通常モードで洗濯
ドライ系の洗剤もすっかりお馴染になって、私もセーターを自宅で洗濯するようになりました。でもドライモードがない洗濯機って、つけ置き洗いするしかなくて面倒ですよね。私はお風呂に入った時にまとめて洗っていましたが、脱水もうまく出来なくて嫌いで仕方なかったです。
そんな時、知った「通常モードで洗濯してもセーターが縮まない方法」はとっても単純な方法でした。小さめの洗濯ネットにたたんで丸めたセーターを入れ、洗濯ネットを輪ゴム等で縛りネットの中でセーターが動かないようにするという方法です。セーターをラッピングされたロールケーキみたいにするんです。あとは他の洗剤と同じように洗濯機で洗うだけ。洗濯機が止まったらすぐに風通しのいい場所に室内干をしましょう。直射日光は縮みの原因になるので私はいつも室内干です。
蛍光剤配合洗剤
白系も色柄系も一緒に洗濯するのが以前の私(実家がそうだった)。でも、白系と色柄物は分けたほうがいいです。今は別々に洗っています。
白系の洗濯物に向いている洗剤には蛍光剤が入っていることが多く、この蛍光剤は素材を青い白く見せる物質なので色柄物に染みると色柄物も白っぽくなるからです。白系の生地はもともと蛍光剤で染められていることが多いのですが、蛍光剤は時間の経過と共に薄くなるので洗濯の際に補ってやるというのが、蛍光剤を配合する目的です。だから蛍光剤を配合している洗剤は白系に限って使う、ということを頭に入れておくと衣類を白くしちゃったという失敗は少なくなります。
月水金と火木土で分ける
白系と色柄物を分けるっていっても、1日に2回洗濯する必要はないです。1日に2回も洗濯するのは時間・水道光熱費の無駄だからです。私の場合は月水金を色柄物、火木土を白系にあてています。洗濯物の少ない時期は火金は色柄、水土を白系とすることもあります。洗濯物を2日も放っておくなんて汚いと思われるかもしれませんが、旅行にいったときに毎日洗濯できなくても衣類が腐るって事はないように、洗濯するのですから汚いってことはないと思います。
染み抜き漂白剤の種類
市販のしみ抜き漂白剤は、大きく分けて2種類あります。塩素系漂白剤と酸素系漂白剤です。塩素系漂白剤(台所で使うキッチンハイターが典型)は天然繊維(綿や麻)の漂白に効果がありますが、色柄物には向きません。また動物性繊維(ウールやシルク等)に使うと変色することがあるので、ウールやシルクには使えません。これは動物性繊維の主成分であるタンパク質が窒素を含むアミド結合を持っているため、その結合が塩素系漂白剤で塩素化されるからです(む、難しい???)。
酸素系漂白剤(ワイドハイターなど)は、天然繊維はもちろん化学繊維にも効果があり、色柄物にも効果があります。ただ、色柄物でも染色がしっかりしていないものには使わないほうが無難です。
なお、塩素系漂白剤は酸性の洗剤などと混ぜると、猛毒の塩素ガスが発生するので注意してください。
+重曹で洗剤を節約する
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洗濯ボールって本当に落ちるの?
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色の濃いものは裏返して干す
衣類も日焼けするって知ってました?私の場合、お気に入りの日傘が翌年汚い色になっているのでショックを受けて販売店に質問に行って知りました。
太陽光には紫外線が含まれていますが、この紫外線が衣類に吸収され(色の濃い物は吸収率が高い)変色・退色の原因になるのです。白系は黄色〜茶色に変色し、黒系は茶系に退色します。着ているときに浴びる紫外線はあきらめるしかないですが、洗濯して干す際に浴びる紫外線は「裏返して干す」だけで改善することができます。私の場合、黒色や紺などの濃い色の衣類に限って裏返しにして干すようにしています。
ビールで色が復活?
濃い色の衣類が色あせた場合、ビールを入れて洗濯すると色が復活するという記事を旦那が見つけてきました。簡単に調べてみたところ、以前は黒、紺、こげ茶などの濃い色に硫化染料を使っていて、この硫化染料は漂白剤入りの洗剤で洗濯すると変色する恐れがあるとか。このような変色がビールで洗濯することで補正できるというのかも知れません。試してみたらレポートします。ちなみに最近は硫化染料を使った衣類はほとんどない(海外物はたまにあるらしい)ようです。